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開田高原

  • 執筆者の写真: junpei
    junpei
  • 4月14日
  • 読了時間: 4分

久々の土日休みとなり、出掛けたのは開田高原です。

なかなか時間が取れず、去年テンカラデビューしてから早1年が過ぎました。

今回は、前から行きたがっていたFさんとの旅です。

Iさんからは、飛騨高山の酒造会社巡りをご案内頂けるとのことでしたが、急遽野焼き行事が入ってしまったとのこと。

野焼きを見るのも楽しそう!そして、同じ地区の師匠から野焼き終了後にテンカラのご指導を頂くことにし、7時に出発しました。

やはり土日ということもあり、高速はなかなかの混み具合でしたが大月を過ぎると道も空いてきて快適なドライブとなりました。

ちょうどお昼に開田高原に到着。車をお宿に停め、ご挨拶だけして近所のお蕎麦屋さんに食べに出掛けました。

とうじ蕎麦という、小さな竹で出来た籠にお蕎麦を入れ、温かい出汁つゆで温めてから食べる開田高原の伝統的なお蕎麦。

温かいお出汁が美味しくてお腹も満たされ、一度お宿に戻り荷物を置かせて頂きます。その後野焼きの見学へ。これから新芽が出てくるというこの時期に、枯れた草を焼くことで、山菜が芽を出しやすくなり、害虫も防ぐというような効果があるらしく、毎年行われているそうです。

枯れ草に火がつくと、あっという間にバチバチという音をたてて燃えていきます。風も強かった為怖いくらいです。Iさんらしき人が見えながらも、とりあえずIさんのお宅まで歩いてきました。私たちの気配を感じたこまちゃんが真っ先に吠え始め、木曽馬あんなちゃんもお出迎え。ヤギのうめちゃんたけちゃんも元気そうです。

暫くみんなと触れ合った後、再び野焼きを見学に行くと、やはりIさんと思しき人はまさにそうでした。ご挨拶をし、再びぶらぶらとお宿に戻ると、師匠がいらっしゃったので、お疲れ様でしたとお声をかけると、まだまだ終わらないとのお話。河原の草も焼くようです。

一旦お部屋に戻って着替えをし、河原の野焼きも見学です。ものすごい炎で面白いように草が燃えていく光景は、一生分の火を見たんじゃないかと思うほど。

やがて望嶽荘の周りもすっかり真っ黒になり、野焼きは終了となりました。

師匠は組の方達とお疲れ会があるらしく、バス停で飲み始めてしまったので、私たちはキャスティングの練習をしに河原へ降りました。

宴は一向に終わらず、そろそろ帰ろうかと話していたところに師匠が登場。

暫くキャスティングの練習をした後で、お宿へと戻りました。

急いでお風呂に入り、Iさんご夫婦も見えて、一緒に夕食です。

息子さんや師匠もお話に来てくださって、楽しい宴となりました。

残った日本酒で我々二人はお部屋で二次会をし、就寝となりました。

翌朝晴れていたら釣りをしようということでしたが、残念ながら雨。

ということで釣りは中止となり、師匠がライン作りを指導してくださいました。

これは、備忘録ということでここに記録しておきます。


【備忘録】

ラインは穂先の部分から3号糸を使って3本撚り(竿の長さの半分①)→2本撚り(①の半分)→1.5号(80㎝)→1号(50㎝)という構造になっている。

3号糸の部分は大概変えず、そこから先の部分は川幅や、ブッシュの有無によって調整する。

【撚りの作り方】

①必要な長さを3本分折り返したら、先端を輪にして結び、余分はカットする。(チチワ)

②反対の先端で折り返されている部分をカット

③結び目部分を右の親指で押さえ、残りの糸を下から1本ずつ左手の指で掬って押さえる。

④右の親指を下にずらし、向こうから手前に糸が撚るように撚っていく。

⑤同様に2本撚りを作る。

⑥3本撚りと2本撚りを電車結びにする

⑦2本撚りの下側のところに折り返して輪っかを作り、結ぶ

⑧1.5号の糸は両先端に輪っかを作る

⑨1号も片側を輪っかにし、⑧の輪っかに通して結ぶ

➓ハリのあいに通し、本線を包むように2回回し、輪の向こう側から下から上に向かって糸を通し、結ぶ

11.3本よりの先端の輪っかを二重の輪にしてそこに穂先を入れ、上から下に通してもう一回輪の中に入れ結ぶ。


朝ごはんを食べてから、Iさんご夫婦と共に飛騨高山へ。

造り酒屋を数軒物色し、高山ラーメンをみんなで食べて開田高原に帰ってきました。

そして、Iさんのおうちの脇に生えているカンゾウを山ほど採らせて頂いた後、お別れしました。


今回も本当に楽しい旅となりました。

Iさん、Fさん、どうもありがとうございました✨









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