天気のせいで、なかなか山に行くことが出来ませんでしたが、ようやく梅雨明け宣言が出るぞ!という日にお休みを頂き行ってきました。
翌週に北岳&間ノ岳登山を控え、ひきこもり生活でさすがに一度は足慣らししておかないとマズイとの焦りもあって、とにかく中級コースを歩かねば…と選択した山は川苔山。
幾度となく登っている山ではありますが、よく考えてみると久しく登っていないことに気付きました。
それもそのはず。台風19号で日原へ続く道路が崩落し、1年以上日原方面へ入ることが出来ず、去年の夏にようやく開通した為なのでした。
電車での移動は控え、車で下山口である鳩ノ巣駅駐車場へ向かい、青梅線で奥多摩駅へ。そしてバスで川乗橋へアクセスすることにしました。
余裕をもって3時半に出発。5時半には駐車場へ到着し、始発を待ちます。
さすがに始発のバスに乗る人等いないだろうと思っていたら、一眼レフを首から提げた若い男性が一人のってきました。
どうやら向かうところは同じらしい。
しかし、バス停から降りてみると、男性は登山口とは反対の方へいってしまいました。
ということで、山へ向かうのは私一人です。
長い林道を40分程あるくと、登山口が見えてきました。
美しい渓流は以前と変わらないままです。
1週間前に奥入瀬に行ったばかりではありますが、いやいや奥入瀬にも負けないくらい美しい渓流です。
爽やかな渓流伝いの道を独り占めしながら、マイナスイオンをたっぷりと浴び、楽しい沢歩きでした。
何度も徒渉や木橋を渡り、いよいよ百尋ノ滝へ到着しました。
驚いたのは、水量です。
連日の雨のせいで、今まで見たことがない程の瀑布になっていました。かなりの迫力です!!
暫くその景色と音に圧倒されながら、立ち尽くし、なかなかその場を動くことができませんでした。
さて、楽しいのはここまでで、あとはひたすら山頂を目指して登るだけ…というところでしたが、意外にもこの梅雨時期に降り注いだ雨はたっぷりと土に染み込んでいたようで、いつもは枯れ沢だったような場所にも豊富な水が…!!
期せずして沢歩きがその後も続き、山頂直下の尾根までは水を感じながら歩くことができました。
最後の急登をふうふう言いながら登り詰め、山頂へ到着です。
残念ながら低い雲が多くて曇取山方面の眺望はありませんでしたが、一人のんびりと山頂を楽しみました。
さて、あとは樹林帯を下るのみ!
しかし、新調した靴の相性がイマイチ合わず、足の痛みと気温上昇でかなり辛くなってきました。
頭も痛くて、これは熱中症になりかかっているな~と思いつつ水分を取りながらゆっくり下っていきます。何度か休憩を挟みながら、ようやく大根ノ山ノ神までやってきました。
ここは、間違えそうになるから気を付けなくちゃと、祠に手を合わせ、休憩をいれたのですが、なんとまたしても道を間違えるという大失態…!!
神様にご挨拶もしたというのに、この場所はなんだか脇道に吸い込まれる何かがありそうです。15分程ロスして祠に再び戻り、辟易しながらルート回復。
半ばフラフラになりながら鳩ノ巣駅まで戻ってきました。
しかし、大きく遅れることもなくなんとか最後まで歩けたので、及第点と言えるかも。
とにかく、次が本番です。
頑張ってきます!!
【今回の川苔山登山記録】 行動時間 6時間 4分(標準タイム 6時間10分) ■山行タイム 5時間40分
6:20 川乗橋バス停
6:57〜7:05 細倉橋 37(45)
7:46〜7:53 百尋ノ滝 41(45)
9:18 分岐 1’25(2’00)
9:27〜9:45 川苔山(1363.2m) 9(10)
10:03 分岐 18(40)
11:27 大根ノ山ノ神 1’15(1’10)
12:15 鳩ノ巣駅 47(30)
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