毎年恒例の師匠との登山。師匠の山小屋を起点に、様々な山へ登っていますが、今年は師匠から、体力不足による登山中止の提案がありました。
しかし、毎年楽しみにしている夏合宿。登山がダメならキャンプは?ということで、行ってきました!!
場所は、キャンプを主体にしたとあるドラマに出てきた陣馬形山というキャンプ場。
なんと標高は1,400mを越え、中央アルプスと南アルプスが臨める絶景ポイントです。
一度行ってみたいと思っていたので、師匠に提案すると快諾のお返事が。
早速予約を取り、行ってきました!
ドラマの中では麓から山を登ってアクセスしていたのですが、ちゃんと道路が付いていて、キャンプ場に隣接して駐車場もある為、ついつい荷物が増え、かなりの重量になりました。
あらかたの荷物は事前に宅配便を頼み、ほぼ空身で山小屋へ向かいます。
久々に師匠とNちゃん3人で、早速宴が始まりました。
既に師匠が作ってくれていた肉じゃがと、自作のレバーペースト等でいろんな話に花が咲きます。特に、Nちゃんとは雲ノ平登山以来。未だ余韻に浸っている感があるあの壮大な大縦走に思いを馳せながら、いつものように時間は12時を回っていました。
さて、翌朝朝食を食べ、駒ヶ根に向かって出発です。
駒ヶ根からの道はなかなかわかりにくく、更新したと太鼓判を押していた師匠のナビはまたも迷走を始め、最後はGoogle先生に案内されながら無事にキャンプ場へ到着しました。
以前は無料だったキャンプ場も、今年から有料、予約制でリニューアルしたということで、管理棟やお手洗いもとても綺麗!
早速場所を決めます。一番良さそうな場所は既に埋まっていた為、その隣に陣取り、それぞれ幕営に勤しみます。
師匠はダブルウォールのテント。その手前にNちゃんと私のファイントラック2ロングのツェルトを2張。これでツェルト泊も10泊を越えているので、張ることに関してはお手の物です。他のサイトを見てみると、これがまた当然のことながら立派なテントばかりが並んでいます。私たち二人のようにツェルトなんて張っている人はいません(笑)
みすぼらしい??いえいえ。逆に私は誇らしささえ感じました。
どや!!真似できないだろ!?的な(笑)
テントも無事に張れたことなので、師匠が茹でてくれたとうもろこしで空腹を満たしつつ、つまみを作っていくことにしました。まずは、屋根のあるテーブルを確保し、アヒージョを作ります。
きゅうり、キャベツ、みょうが等の即席漬け、ポトフ、鳥もも肉の塩焼き、等、どんどん作っては食べていきます。
やはり、外で食べるごはんって最高です。
しかし、残念ながらどんどん天候は悪化。本降りになってきてしまいました。
結局、焚き火もここでできるように管理棟のお姉さんに相談。本来は禁止されていたようですが、雨の為、承諾して頂き、焚き火も並行して楽しみます。
やはり、焚き火はキャンプの醍醐味!!
火を見ながらの宴は最高でした。
もともと小規模のキャンプ場なので人数はある程度限られてはいるのですが、それに付け加え、ここに来ようと思う人たちは静かに自然を楽しもうとしている人が多いようで、とても居心地がいい!一応20時には消灯的なルールはあるものの、みんな焚き火を続行。しかし、騒ぐ人は一人もいませんでした。
我々も静かに焚き火を楽しみ、お酒を楽しみながら雨音をお供に宴をお開きにしたのは22時頃でした。
さて、寝床に戻ってみると雨の為、かなりの結露があり、浸水していました。まあ、これはわかっていたことなので、しっかり浸水を拭き取り、就寝。なかなか寝付けなかったものの、シュラフカバーのおかげで快適に一夜を過ごすことができました。
翌朝日の出に合わせて、Nちゃんと二人、山頂までお散歩です。師匠は日の出がおそらく拝めないだろうと判断し、再びおやすみモード。
残念ながら、やはり雲はなかなか取れてくれませんでしたが、一瞬雲が取れ、南アルプスが一望できるまでになりました。もう完全に目が覚めてしまったことから、残った薪で火を興し、最後の焚き火を楽しんでいると、師匠がやってきたので、朝食を作り始めました。鍋で米を炊き、即席漬け、卵焼き、トマト、ウインナー、ベーコンとピーマンの炒め物と豪華な朝食です。
食べているうちにだんだん天気も回復し、だんだん空木岳も雲の間から顔を出しました。やはり、なかなかの絶景です。
ゆっくり景色を眺め、ゆるゆる撤収を始めました。
さて、十分景色も堪能したので、いよいよサヨナラです。
天気は今ひとつでしたが、また来たいと思える素敵なキャンプ場でした。
温泉に入り、早めに師匠の山小屋に到着した私たちは、最後の宴に向けてあるもので料理を数品作り、ベランダにテーブルを出して乾杯しました✨
急遽作った割には、なかなかの料理が出来上がり、大満足な宴となりました。
今回も、楽しい夏合宿となりました。
来年は、どこかの山に是非登りましょう!
師匠、Nちゃん、今年もありがとうございました♪
Comments